Just a Reminder

記憶の吐き出し口として、やや長めの作文のような備忘録。

空と海と大地と・・・と言いたいが、私には空しか見えない。

・・・長いタイトルだなと、書いている自分を客観視してしまう自分がいる。

 

「空と海と大地と」と言えば、その後には「呪われし姫君」をつけることで漏れなく、現在 DQⅩⅠ 発売で話題の DQドラゴンクエスト)シリーズ・ナンバリング8作目のサブタイトルになる。ナンバリングの中ではかなり最近になってから遊んだため、内容を比較的よく覚えている。

世界が 3D なので、パーティーの皆の衣装に見とれていたような・・・

 

それはともかく、何故これを、と思ったかもしれない。 ・・・端的に、このサブタイトル、美しくありませんこと?

「空」「海」「大地」と合わせて聞くことで、脳内に果てしない景色が広がるのは、私だけではないはず。きっと。

 

 

この“3アイテム”の中では最も、空が好きだ。

 

理由はけっこう単純で、

大地は普段から自分がいる場所だから代わり映えがしない。

海は泳げない。

空は・・・気の向いた時にいつでも眺められるし、日々色々な顔を見せてくれる。色のグラデーションも豊富。何だか“夢”がある。

 

私はよく、空を見上げている。

歳を重ねるごとに、建物の高いところから、部屋の窓際から、そして開けた場所から、歩いていようが構わずに空を見上げ(自前の携帯やカメラを持ってからは)空を切り取ることが多くなった。

 

始めは、滅多に見られないような美しい雲の重なりと雨上がりの僅かな虹を追い掛けた。

その後、深い青色の空やもくもくとした雲を、また個人的には1日の中で1番好きな夕焼けを見つめていた。

最近になってからは、一見すると見応えが少ないと思える雨降る空や真冬の夜明けの目映さを切り取ることもし始めていた。

 

昼間の真っ青な空と立体的な雲たちを見つめる時、それこそまるで DQ天空シリーズ(今のところ、ナンバリング4作目から6作目がそれにあたる。)のように私も雲の上を歩ければ良いのになぁ、と雲の“正体”を知っているにも拘わらず、想いを馳せる。

またこれも DQ天空シリーズやナンバリング9作目のように、天空人(または天使)の羽が生えていたらもう少し空の近くに行けるのに、と考えてしまう。

そんなありふれた妄想が、私を少しだけ、現実から離してくれる。

 

一方で、夕焼けに染まる空と雲を見つめる時、例外なく私はその日1日に起こった出来事、特に嫌だったことや辛かったことを復習していた。

疲れ目を細くして何とか夕焼けに癒されようとするのだけど、寧ろ虚無感に充たされる。

刻一刻と変化する空に時の流れの早さを感じ、煙草の煙を吐き出すような溜め息をついていた。

 

そんな自分を満たそうと、スマホのカメラで何度も何度も(自分が綺麗に撮れたと納得するまで)写真を撮り続ける。

そして、SNS に投稿する。

 

切り取ることで自分を宥め、投稿することで他人からのお褒めを獲得しようとする。

より辛辣に言えば、私が生きていること、今ここにいることを知って貰おうとする。願わくは、構って貰おうとも。

 

空を利用する私はとても最低だ。

空を見て観察して切り取る、また、空を見つめながら“人間臭い”自分を見つめ直すという行為がどうしても必要だった。

 

 

きっと誰にでもこんな経験ぐらいあるだろうと、そう思いながら・・・